読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【ニュース:詐欺】「捜査2課」「日本銀行」騙るグループに110万円だまし取られる 

ニュース記事一覧

高齢者が被害に遭ってしまう振り込め詐欺や派生形詐欺ですがとんだ不届きな手口が紹介されました。少し前の期時になりますがお金問題の相談について高齢者が多いことから継承の意味を込めて今回取りあげてみます。

「捜査2課」「日本銀行」騙るグループに110万円だまし取られる - 産経WEST


振り込め詐欺グループは新しい手口として実在の名前をかたることが出てきています。
その最たるものが「警察」を名乗ってくるタイプ。この詐欺は未成年の少年が警察官を語って逮捕された記事なども併せて詐欺グループの中で1つの手法になってきていると思われます。
こうなると今後、全国的に被害者が発生する可能性があるのでこの場で危険告知します。

記事によると相手は警察の捜査2課と日本銀行の名前をかたって悪質行為を行っています。
まず、警察だと名乗り電話をかけ、
「口座からお金を引き出されているので現金を下ろし、日本銀行の行員が自宅に行くので預けてほしい」
というものでした。
すこし知識のある方であればこの発言がいかにバカらしいかわかるかと思いますが、切羽詰まって正常な判断ができなかったり、まくし立てられることで慌ててしまうと引っかかってしまうようです。

真剣に回答するならば、日本銀行は一般個人者に対してサービスを提供している銀行ではありません。
詳しく説明すると長くなってしまうのでおもいっきり短く言うと、

銀行の銀行

であり国が安定するように金融政策を立て物価の安定と金融システムの安定を目的とした銀行です。
とても大きな話であり一個人を対象にするようなことは無いのです。
そして日本銀行と言うと分かりにくいかもしれませんがニュースなどでは

日銀

と紹介されているのでこちらの方が耳馴染みが良いのはないでしょうか。日銀は銀行に対して貸付をしているため行員が自宅を1件1件訪問する事は絶対になりのです。

さらに初回の電話が警察と言うことですが、警察が何かをするように指示する事は通常あり得ません。
間違っても、
「口座からお金が抜き出されてるから銀行から全額おろして銀行員に渡しなさい」
なんてことは言いません。利益誘導とも取られかねないようなことを公務員である警察がすることは無いのです。

さらに言えば、警察が電話などで自分たちの身分の詳細を明らかにすることも一般的ではありません。確かに捜査2課は存在し主に知能犯、わかりやすいところだと詐欺と横領、脱税などを取りしまる部署として存在します。警察は悪人と思われる人物を取り締まることが仕事であり被害者に対して危険告知を個別にするようなことはありません。

詐欺は年々巧妙になってきており気をゆるしてしまうと心の隙間に入り込んできます。こうした詐欺が無くならないのは無知に漬け込むことで彼らが大金を得てしまうからなのです。
そこで、簡単ではありますが対策方法を書いておこうと思います。

詐欺に引っ掛からないために
・相手の連絡先電話番号と名前を必ずきく
→こちらから掛けるなどなにも言わなければその時点でおかしいと思いましょう

・焦らせるような発言にのせられない
→今日の3時までに何とかしなければ大変なことになるなど今日の今日というような時間設定をしてくる場合も詐欺と疑いましょう

・敬語などがおかしい
→これは詐欺グループ全般に言えることですがしっかりとした社員教育を受けていないためどこかおかしな敬語を使っているケースが目立ちます

・すぐに警察に連絡する
→警察は日本随一の情報を保有しておりますのでおかしいと思ったらすぐに相談する事です。その場対処してもらえますから詐欺師が判断を迫ってきたとしたらその場は適当にあいづちし、すぐに警察に電話です

・消費者センターに問い合わせる
これも大切です。消費者センターにも大量の悪質商法や詐欺手法のケーススタディを持っています。
自分で判断せずにすぐにデンワしましょう
http://www.kokusen.go.jp/map/
電話;局番なし 188

とにかく行動することが大切です。詐欺師はバカではありません。彼らは知識を蓄え少しだけ事実と違うことを言って相手を信用させてきます。こうした悪質行為に対抗するには1対1ではダメなのです。

被害者にならないためにも使えるところは使い、情報を集めることが一番の特効薬なのです。

f:id:loanshark:20160420162115p:plain