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【ニュース:過払い金】過払金返還請求で消費者金融が大型自己破産 「栄光」が負債209億円

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過払い金フィーバーからもう10年が経過しようとしている。それだけの時間が経過しても立ち直ることが出来ない消費者金融がまた1つ営業を停止しました。
過払い金がどのように発生したかについてはこの場で説明する事は避けますが今回自己破産したのは「栄光」です。栄光ファイナンスという言葉のほうがしっくりくる方も多いのではないでしょうか。
全国展開していた大手5社の消費者金融と比較すれば取引額は小さいかもしれませんが負債額では今年2番目の大型倒産になってしまったようです。
中堅規模のキャッシング会社でさえ世間一般の業種と比較すると負債額でも上位3位になってしまうことを考えると、このジャンルが全盛期にどれだけ儲けていたかが透けて見えてくるようです。

記事によると過払い金返還訴訟によって債務が膨らんでしまい経営を圧迫させたということのようですが、もともとグレーゾーン金利を都合の良く解釈していたのですから同情するに気にはなれません。
気になるのは過払い金返還訴訟を起こした方々がきちんと返還されたのかという点です。

会社と言うのは資本金以上の責務を負うことはありません。そこで赤字が続けば倒産という手続きを取ることで負債をチャラにすることができるのです。これは法律で認められた正当な権利ですからケチを付けるつもりはありません。

長引く不況により中小企業のみならず大手上場会社なども次々に会社更生法、自己破産を申請し消えていく時代ですから過払い金返還という大型爆弾を落とされてしまったキャッシング業界がそのままであるわけはないのです。大手5社は武富士を除き全て銀行の傘下に収まることで生き残る線をつなぎました。

しかし、中小規模のキャッシング会社は銀行から金利付きのお金を借り、貸付するしか道がありません。厳しい中で貸付と回収という消費者金融の当たり前の仕事をもくもくとこなすしかないのでしょう。

記事をあらめて読むと平成26年ごろから栄光は新規貸付を停止していることが伺えます。

貸付→回収→貸付

貸付が無くなれば売り上げは上がりません。自己破産する事は時間の問題だったのかもしれません。
ただ、「借りたのなら返せ」を錦の旗にし振り回していた消費者金融会社がよもや、過払い金の返還要求に対して、
「返せないので倒産します」
などと言っていないことを期待するだけです。

+記事抜粋

 神奈川県の地場消費者金融大手の「栄光」が15日に東京地裁に自己破産を申請し、同日破産手続きの開始決定を受けたことが16日わかった。

www.sankei.com

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