カテゴリー: 2017年10月

【ニュース:ヤミ金】キャッシュカードだまし取りまとめ

ここのところ立て続けにキャッシュカードをだましとった犯罪グループの逮捕記事が世間をにぎわせております。こうした手口は近年、爆発的に増えておりその形態が2つあることもわかってきました。

ここでは直近1カ月におこった詐欺事件をまとめました。そこから見えてくる詐欺の手口について考察していきたいと思います。

■警察官を装いキャッシュカードをだまし取る

警察官を装ってうその電話をかけ、都内の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、42歳の男らが警視庁に逮捕されました。
同様の手口でキャッシュカードをだまし取られ、現金を引き出される被害はことし7月以降、都内でおよそ2億7000万円に上っているということで、警視庁が注意を呼びかけています。

ニュースソース:警察官装いキャッシュカードだまし取った疑い 5人逮捕

こちらは「オレオレ詐欺」から発展しただまし取りであるといえます。判断ポイントはこの容疑者はお金のはいったカードをだまし取ることを目的としているからです。暗証番号をたくみに聞き出して中に入っているお金をまんまとだましとっていることからそのことが伺えます。

ヤミ金業者などがキャッシュカードをだまし取る場合は、お金の入っていない使ってないカードとか新規で作らせたカードをだまし取ります。その方が被害者の疑いを向けないで済むからです。

■銀行員を装いキャッシュカードをだまし取る

20日、下野市、無職女性(61)から、銀行員をかたる男らにキャッシュカード2枚をだまし取られたと、警察に届け出があった。下野署は特殊詐欺事件として捜査している。

ニュースソース:特殊詐欺、キャッシュカードだまし取られる

これはまだ犯人が捕まっていない事件です。手口は先のと同じくオレオレ詐欺系の業者が行ったことだと思われます。違うのは警察官ではなく銀行員を装っていることが挙げられます。

オレオレ詐欺は劇場型といわれるようにかなりドラマ仕立てで詐欺行為を行ってきます。演技が上手などとは言いたくありませんが真に迫る演技指導でもうけてるんじゃあないのかと思うほどにたくみに騙します。

やはりお金の入ったキャッシュカードを送らせて現金を全て抜き出してしまっていることが明らかになっております。しかし、現金を抜き出す際にはかならずコンビニかATMに行かなければならず容疑者の顔写真が移ることになるわけです。まったくもって逮捕されてほしい限りです。

■カード詐欺容疑で10人逮捕、全国で被害2千枚

貸金業者を装ってキャッシュカードをだまし取ったとして、警視庁と三重県警の合同捜査本部は13日までに、詐欺容疑で、埼玉県草加市、無職、村瀬勝久容疑者(36)ら男7人を再逮捕した。新たに別の男3人も同容疑で逮捕した。

ニュースソース:カード詐取容疑で10人逮捕 全国で被害2千枚、売却か

これはまさに当サイトで告知してきた銀行口座のだまし取りに関する逮捕記事です。ヤミ金サイトを展開して集客し、融資するからともちかけて「預入融資」「独自審査による自社貸付にキャッシュカードを担保にする」と持ちかけてカードをだまし取る典型的なヤミ金手口です。

これ正直、すごく被害者が多いです。でも弁護士は受けたくないというところがほとんどなんです。

だって、被害者だけど被害者じゃなく加害者になる可能性が高いからです。最初からクロになる可能性のある人物の弁護は引き受けないでしょ。それもほぼ確実にクロになるわけですから。

1サイトで10人が動いていたとは考えられないのでおそらくは2サイトから3サイトで10人の人間が常時、電話をかけて被害者を生みだしたのだと思いますね。なぜなら1サイトでもたいてい3人くらいしか稼働させないんですよ、ヤミ金業者というのは。これには理由があって危険だからです。1サイトで儲かるからといってどんどん人を増やしていき警察に摘発されたらそこでビジネスが終わるからです。

分けておけばリスクヘッジできるからどこか1つがつかまったら逃げてしまって別のところからまた同じように詐欺をすればいいやって考えなんだと思います。

でもそこまで警察も甘くはないという記事にもみてとれますね。コレも容疑は「詐欺」です。文章にもありますが貸金業者を装ってキャッシュカードをだまし取ったとして逮捕とかかれていることから警察ではこの事件をヤミ金問題ではなく詐欺事件として取り扱っていることがわかります。

そしてこちらの詐欺は被害者に大変な問題が発生することがほとんどです。

◆自分の口座が連動してどんどん止まる

この問題はオレオレ詐欺グループの被害者には発生しておりません。サラッピンのカードか使っていないキャッシュカードを送ってしまう貸金業タイプの詐欺業者による被害者に発生してます。

なぜなら、彼らはだまし取ったキャッシュカードを暗証番号付きで他の犯罪者にうってしまい、別の被害が発生してしまうからなのです。他の詐欺での被害者が犯罪者が指定した銀行口座に振り込みました、と被害相談することで警察は犯罪収益が拡大しないようにその口座を凍結します。

と同時に預金保険機構に犯罪者と関わった可能性のある悪意のある銀行口座として名簿に記録してしまうんですね。

すると銀行は、

ヤバいヤバい、うちでもコイツ口座持ってるよ、すぐに止めろ!

となるわけです。はい、これが連鎖凍結のカラクリです。オレオレ詐欺型のキャッシュカードだまし取りがこの分野に参入してきたことで今後、銀行口座を狙う詐欺グループは爆発的に増えると思います。

だから変な金融サイトに申し込みをしたりした人は相手の話をよく聞いて、銀行口座を預かるとか、チェックするとかそんなことを言われたらダッシュで警察に駆け込んでください。

また金融庁とか警察が話の全容を明かしながら話すなんてことは絶対に無いんで、なにか事件に巻き込まれてるとか言われたらその場は話だけ聞いておいて必ずダブルチェックして下さいよ!

「もしもし警察ですか?いま警察官がウチに来て私のキャッシュカードが犯罪につかわれてるからカードをあずかるとか言ってるんですけど本当ですか?」

コレを警察に電話するだけでいいんです。それで被害はほぼ100%防げるんですよ!

 

 

 

【ニュース:ヤミ金逮捕まとめ2017年9月10月】

先月と今月4日現在までで逮捕された闇金業者についてのニュース報道をまとめてみました。

2017/10/2
闇金業者の男2人逮捕
あらすじ:会社経営者むけの事業者金融を装った闇金行為で男性2人が逮捕されました。利息の計算方法は1日2%から5%ということですから月利にすると50%から130%にもなりますから貸金業法違反と出資法違反になるのではないかと思われます。

1年間でおよそ5000万円の利益をあげていたと書かれています。2人でそんなに売り上がるのなら闇金が減らないのもうなづけます。
ソース:金利2~5%、5000万円の利益か “ヤミ金”の男逮捕
ソース2:ヤミ金融 「93倍高金利」

キャプチャ:

2017/9/20
テレビ売買を装いヤミ金容疑の韓国籍60歳男性を逮捕

あらすじ:北海道警察が無登録で貸金業を行っていたとされる男性を逮捕したとのことです。手口は商品の売買を装っていたようで流れとしては商品詐欺系なのかもしれませんね。この件についてはすでに以前、記事にしているのでそちらも確認ください。

ヤミ金行為ならまず貸金業法違反での逮捕でそののち、金利も違法なら出資法で再逮捕というゴールデンコンボになると思われます。

過去記事:テレビ売買装いヤミ金容疑の韓国籍60歳男性を逮捕

ソース:テレビ売買装いヤミ金容疑の韓国籍60歳男性を逮捕

2017/9/9
女性さわり所持品盗む29歳の無職男を逮捕

あらすじ:ちょっと異なる主旨のニュースですがヤミ金関連と考えることもできるので告知します。容疑者は闇金の返済に困って女性にわいせつな行為をはたらいたと話しているようですがそんなことってありますかね?

ヤミ金の返済に困ったとしても女性の身体をさわったところで何も解決しないわけですから取ってつけたような理由にも思えます。ただ、金や金目のものを21万円ほど盗んじゃっているので強盗ですね。わいせつな行為もしてますからそっちも罪に問われるでしょうし今後長い長いお勤めになるんでしょうね

ソース:女性触り所持品盗む 29歳の無職男を逮捕

不定期ではありますが今後はこのようにヤミ金業者の逮捕やこうした問題に関わってでてきたニュースをまとめてみたいとおもいます。特殊詐欺や銀行口座の凍結、悪徳なファクタリングについても触れていきたいと思っています。

 


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